基本剪定 その6

こんにちは。
隔週火曜日担当のオギノです。

掲載が遅くなってしまいました...。

今回は、濃さについてです。

よく、濃さを揃えて切ると言いますが、
実は、上から下まで同じ濃さで切ってはだめなんです。

一本の木の中でも、濃淡で切り分けないといけないのです。

考え方は、前回紹介した樹形の時とおなじ。
上の方は、成長が旺盛で茂りやすい。
下の方は、光が当たらず、あまり成長しない。
これを改善させてあげれば良いので...

そう、上の方はうすく、下の方は濃くしてあげれば良いのです。

実際に、
どのようにすれば良いのかと言うと、
上の方は、多少太い枝でも落とすようにし
(必ず、全体のバランスや、枝振りを見て!)、
不要な枝はしっかりと整理します。

逆に、下枝は、
多少方向性が悪くても、
一本一本の枝を大事にし、
枝を多く残すことが大切です。
ただし、明らかに不要な枝は、ちゃんと落とすように。
そうしないと、方向性の良い枝の成長を
抑制してしまう可能性があります。

慣れないうちは、
どうしても上の方が濃く、下の方が薄くなってしまいがちです。
ちょっと注意して切ってみてください。

今回で、基本剪定の大まかな解説は終了です。
何となく、イメージは出来たでしょうか?

これで剪定はばっちりです!!


....と言いたいところですが、
実際に切ってみると、今まで紹介した通りには、
なかなかいかないものなんです....。

ということで、
次回からは、もう少し実践的なテクニックを紹介したいと思います。

(代表あとがき)
とてもわかりやすい基本剪定の案内だったと思います。
基本ながら、本には書いていない実践的でわかりやすい解説なので
みなさんも是非参考にしてください。

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基本剪定 その5

こんにちは。
隔週火曜日担当のオギノです。

今回は、外形についてです。

jukei

この図のような樹形にするのが、
一般的です。

ここで注意するのは、
まず、頭は小さくするということです。

なぜ頭を小さくするかと言うと、
上の方の枝は、よく成長するからです。

例えば、上の図と上下が逆さまになった、
図2のような樹形があったとします。

この場合、
上の方の枝ばかりが充実してしまい、
下まで十分な光が届かず、
下枝が弱くなってしまいます。


jukei2

図2のような樹形のままでいると、
最悪下枝は枯れてしまい、
上の方だけに枝のある、
みっともない木になってしまいます。

外形のことから少しずれますが、
下枝に光を当てるということでもう一点。

上は薄く、下は濃く。

薄いとか濃いというのは、
枝の密度や、葉の量のことを言います。

頭を小さく薄くすることで、
下の方の枝まで、十分な光が届くようにし、
下枝は、上の方の枝より芽吹きが弱いので、
強く切らず、枝葉を多く残すことが大切です。

::おまけ::
先日、東京都現代美術館でやっている、
イサムノグチ展( http://www.ntv.co.jp/isamu/ )
に行ってきました。

エナジー・ヴォイド、すごい迫力でした。

造園に携わっている者として、
イサムノグチの作品はとても良い刺激になりますね。

庭園は、大地に刻む彫刻だとか。

おすすめです、ぜひ足を運んでみてください。


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基本剪定 その4

こんにちは。
隔週火曜日担当のオギノです。

今回は、頭の作り方です。

枝は、Vで扇型になるようにし、下枝の方が水平で、
上にいくにつれてだんだん垂直になるように、
振り分けていくようにすることは、以前紹介しました。

では、てっぺんどうしたらいいのか?

まず、芯になる枝を決めます。
どの枝を芯にするかは、
幹の流れを見て、流れにそっていて、
真っすぐで、だいたい木の中心、にある枝が一番適しています。

次に頭を作るのですが...

ちょっと下の1〜4の図を、見てみてください。

001
002
003
004










上手く描けなかったので、分かりにくいかもしれませんが、
図1は、芯に対して枝を1本残す。
図2は、芯に対して枝を2本、図3は3本、図4は4本といった感じです。

この中で、頭の作り方として一番良いのは、どれだと思いますか?

以前の説明した流れから、
Vになっているし、図2といきたいところですが、違うんです。

正解は、図3。
なんでかというと、一番バランスが良いからです。(笑)

頭が1本だと、それが枯れると、頭がなくなってしまいます。
また、本当に真っすぐ伸びれば、良いかもしれませんが、
曲がって伸びた場合、頭が傾いた木になってしまいます。

次に、2本よりも、なぜ3本なのかというと...

理由としては弱いかもしれませんが、
2本だと、枝先の点と点を結ぶと、
方向性(上から見た場合、前後や左右に..)が出てしまう上、
3本よりもバランスに欠きます。

次回に切ることを考えてみても、
2本のうち1本を芯として選ぶよりも、
3本の中から1本を選べた方が、
より良い方向の芯を選ぶことができます。

4本だと、バランスは良いかもしれませんが、
今度は、枝が混みすぎてきてしまいます。

といった理由で、
3本枝を残すようにします。

イメージとしては、
親指と、人差し指、中指を正三角形になるように立てる感じです。

今回はここまで...

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基本剪定 その3

こんにちは。
隔週火曜日担当のオギノです。

前回までは、上からの視点で枝を見てきましたが、
今回は横からの視点で見てみましょう。

001
まず、枝の大きな流れとして、
下の枝は水平にし、だんだん上にいくに従って垂直になるようにします。
(図1)

このときに注意するのは、この流れに反する枝は抜くということです。
例えば、図2の太線で示したような枝です。
002

この枝は、他の枝と交差しているうえ、上に伸びてしまっているので、
流れを乱していることがわかります。

他にも、下を向きすぎて交差してしまっている枝などもこれに当てはまります。

多少太い枝でも、このような枝は抜いても違和感なく自然な仕上がりになります。

そしてもう一つ大切なのが、枝と枝との間隔、間です。

この間が取れていないと、
どこかしまりのない、間抜けな木になってしまいます。

枝が多く、こんでいる場合などは、そこだけを見るのではなく、
全体のバランス、上下の枝の関係などに注意して切るようにします。

交差している枝があった場合でも、全体の流れ、他の枝との関係性を見てから、
どの枝が必要で、どの枝が必要でないかを決めることが大切です。

朝晩がだいぶ冷え込むようになりましたね。
気候の変化で、風邪をひかないよう注意したいものです。。。

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基本剪定 その2

こんにちは。
隔週火曜日担当のオギノです。

今回は、基本剪定 その2、枝の流れについてです。

流れとは、簡単に言えば、枝を伸ばしていく方向のことです。

 001

基本的には、幹から放射状に枝を作っていくので、
図1の場合、矢印の方向がこの枝の流れとなります。

とても簡単です、ただこれだけのことです。。

そして、この流れに反している枝が、逆枝などのいらない枝です。

002
例えば、図2を見てください。
枝先を見ると、どれもいい角度のVですよね。

一見なにも問題もないように思えます。

でも、枝元から追っていくと...
そうです、右側の2段目のところで、枝が三又になっています。

前回紹介した通り、
ここでまずVを作らなければなりません。

よく見てみると...
左側と真ん中の枝を選ぶと、少し開いています。
真ん中と右側の枝だと、いい角度のVになっています。
左側と右側の枝を選ぶと、かなり開いたVになってしまいます。

どれを残して、どれを切るのかちょっと考えてみてください。

もうお判りかと思いますが、
ここで枝を選ぶ基準が、流れなんです。

左、中、右の枝のうち、
明らかに右の枝は、流れに対して横を向きすぎていますよね。

なので、正解は右側の枝を落とし、
図3のようになります。


003

ちょっと極端な絵だったので、簡単だったと思いますが、
実際剪定をしていると、この流れを見極めるのがなかなか難しいんです。

特に、外側から枝先だけを見て剪定していると、
この枝の流れがなかなかわかりません。

でも、木の内側から切るようにすれば、
枝の流れを追いやすいのでおすすめです。

今回はここまで...

:: おまけ ::
今、現場周辺ではツクツクボウシが、最後の力を振り絞って懸命に鳴いています。。
秋の訪れをしみじみと感じますね。

このツクツクボウシ、鳴き声をよく聞いてみると...

ホーシィ ツクツク  ホーシィ ツクツク...
ホーシィ クツクツ  ホーシィ クツクツ...
欲しぃ 靴、靴!  欲しぃ 靴、靴!!
もういいよ。 もういいよ。 エ〜ン!!!

どうやら、靴をねだったけど、買ってもらえず諦めて泣いてしまうんです。

鳴いているのを見つけたら、ちょっと聞いてみてください。。

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木の切り倒し方

こんにちは。火曜日担当の鈴木です。
今回は木の切り倒し方。伐採の方法を
紹介させてもらいます。
お客さんの話を聞いていると、結構元の方から
いきなり切る方が多いみたいですが、
それはほんとに危険ですのでやめてください。


RIMG0101

まず手始めに、葉っぱの付いてる所を落として
幹だけの状態にします。
大きな木であれば登れる様に
枝を幹から残して足場を確保しましょう。


RIMG0103

葉っぱの部分を落としたら幹を切ってきますが、
ポイントは、持てる重さで切ることです。
欲張って長く切ると枝を落として下に有る物を
壊したり、自分も落ちてしまう危険があるので
絶対にもてるな!と思う長さにしましょう。

RIMG0106

切り進んで下から切れる高さになってきたら
長く切っても大丈夫ですが、周りに何かあったり、
狭い場所であるなら無理をしないで切りましょう。
ただ、地面から切れる高さは上の方より全然
楽なので無理しない事をお勧めします。


RIMG0108

切ってくる長さですが、写真を載せてみました。
太さによって大分変わりますが、今回の木は
細かったので長めに切りました。
ポイントとしては、片手でも持てる重さに
切ってくる様にする。切ってみて軽ければ
次に切るときに少し長めに切ればいいので
最初は重さの確認のためにも無理しないで
短めに切る。
もうひとつは、周りに注意する。
下に物がないか確認して、
当たりそうな物は先にどかして
場所を確保すれば気にせず枝を落とせるので
場所を作ると言う事と、落とすときに人がいないか
周りを良く見ながら落としましょう。

チェーンソーを使う伐採については
またちょっと違うコツがあるので
またの機会に紹介させてもらいます。
そうゆう作業があって、写真が取れたら
になります・・・。

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基本剪定 その1

こんにちは。
今週から、隔週で火曜日を担当することになりましたオギノです。
ヨロシクお願いします。

すっかり秋めいてきましたね。
そろそろ忙しい剪定のシーズンが近づいてきたということで、
何回かに分けて基本剪定について書いていきたいと思います。

まず今回は、どういう枝を作っていくかについてです。

よく、木を切るときに、
太い枝を抜いて...とか、
枝が二股になるように切っていくように...とかって言われます。
でも、言われた通りに切ったつもりでも、なかなかきれいには仕上がりません。

では、いったい何がいけないのか?

実は、枝の開き具合なんです。

ちょっとピースをしてみてください。
そう、このピースをしたときの角度!
実はこの開き具合がいいんです!!


01
だいたい40〜50度くらいでしようか。(図1)
まずは、この角度の枝を残して切っていくことを
頭に入れておいてください。

そうして、
元の方から順にこの角度で枝を作っていくと...
図2のような扇型になります。
この扇型が一番基本の形になります。
02

このときに注意することは...
1、枝の角度を守る。
2、枝の長さをそろえる。
3、枝の太さをそろえる。
4、横から見たときに枝が平らになるようにする。

以上4点になります。

今回はここまで。
続きはまた次回に。。。

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玉作りの刈込みテクニック

こんにちは。火曜日担当の鈴木です。
先週は刈り込みをやってきたので、
自分の刈り方をご紹介させていただきますね!


RIMG0017


刈り始めは下の方の円周を出すように刈り始めます。
そこで、玉の大きさが決まるので小さくしたいなら
強く刈り、大きくしたいなら弱く刈ります。
円周を出したところで玉の上部に刈り上げて行きます。


RIMG0020


この時注意することは、おにぎりの様な三角にならない様に
丸みを出すように気を付けて下さい。
丸みを出すには正面から見るよりも
横から見ると線で見えるので刈り易いと
思います。


RIMG0023


全体を刈り終えたら玉をホウキで叩いて下さい。
そうすると、切りゴミが落ちてきて多少枝が
飛び出してきます。それをまた切る。というのを
2~3回繰り返すとゴミが落ちて飛び出しも
なくなってきます。
RIMG0022

写真のように1個の玉ではなく、段々の玉作り
になっている木は一番上の玉から
説明の通り切って来て下さい。
上から切って来ればゴミが他の枝に
引っかかることが無く綺麗に
刈り終える事が出来ます。
なぜ、玉の上からではなく下から
刈るのかと言うと、上から切ると
深く切り過ぎた時平べったい形になり
形が取りづらいのです。円周から出して
行ったほうが失敗は少ないと思います。


あとがき
先週の続きで今週は
日本橋に行ってきました。
さすが日本橋ですね!
いい反物がすぐにデパートで
見つかりました。
やはり最初からつくづく後悔
してしまいました。
只今、母親が仕立て中です。
仕立てあがると反物とは見た目が
少し変わるので楽しみです!


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剪定テクニック(9)-天端を止める

剪定テクニック(9)-天端を止める-をご案内しますね。
樹木は、基本的に上へ上へ伸びる習性があります。
これは「頂芽優勢」といいます。
特に、日差しがないところでは、その傾向が顕著です。
写真はクスノキですが、周りが建物にさえぎられているので、横より上にどんどん伸びていきます。
そうするとどうなるか。
RIMG0040そう、横への伸びがおろそかになるので、上ばっかりが茂った樹形になってしまいます。
で、どうするか。
天端を止め続けるのです。
下の写真は、剪定後の写真です。
RIMG0046
ただ、以前のテクニックでご案内した通り、ばさっと天端だけ切るとカッコ悪いので、写真のように、細い枝は残して天端を作ります。

このクスノキは、3階の屋上を超えていたので、15メートル以上はあったと思います。
これを放置しておくと、きっと横の枝は大変さびしい状態になったと思います。


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剪定テクニック(8)生垣天端の剪定2

剪定テクニック(8)生垣天端の剪定2をご案内しますね。
長い生垣の天端(てんば:生垣上部)を剪定する際、
一直線にきれいに切るのは難しいと思います。
我々のように、仕事としてやっていれば、手の感覚で平らに切っていけますが、
初心者の方はそうはいきません。
そこでどうするか。
目印の線を見つけるのです。
rimg00582
写真では、お宅の壁がタイルなので、
そのタイルの何枚目と決めて、
そのラインにあわせて切れます。
この写真のようにタイルがなくても、
たとえば、ブロック塀やネットフェンス沿いに
生垣があるケースが多いと思います。
そんなときは、
「ブロック塀の上部から約50センチの高さで合わせる」
などと決めると、目安にできます。
平行な線を見つけてそれを目印にするのです。
全く目印がないときは、水糸を張ったりします。
でも、我々は20メートルくらいでも目検討でやっちゃいますので、
水糸をわざわざ張るのはレアケースです。

(あとがき)
今日の強風はすごかったですね。
泣きながら掃除をしました。

今日は、モチノキとサツキとマキの剪定を半日でやる現場があり、
その現場は私一人で行きました。

その現場は動物病院の外構部で、道路に面した場所に植栽がありました。
そしたら、切った枝や葉が飛ぶわ飛ぶわ。
30メートルは飛びました。
それも角地の現場なので、道路が2方向にありました。

「俺に町会中の道路を掃除しろってか!」

しかも、風の向きがちょくちょく変わるのです。
「神様僕が何か悪いことしました?」
って言いたくなりました。

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剪定テクニック(7)生垣天端の剪定

剪定テクニック(7)生垣の剪定をご案内しますね。
生垣の剪定で、天端(てんば:上の部分)を刈り込むとき、
いきなり端から始めてはいけません。
なぜなら、写真をご覧ください。
rimg00572
そう、でこぼこしているのです。

ではどうするか。
手順としては、

天端まで近づき、前回どの辺まで切ってあるかを見ます。
毎年剪定している生垣であれば、前回の位置まで
切り戻すのが基本です。
そのラインを覚えておきます。

それでも始めてはいけません。

今度は、遠目からみて、一番へこんでいるところを見つけます。
これは賛否両論あると思いますが、
結構へこみがきついときは、そこから切り始めます。

生垣で怖いのは、葉がない深さまで切り込んでしまうことです。
そうすると、新芽が出てこず、そこが枯れてしまうリスクがあるのです。
だから、葉がなくなるところまでは切り込んではいけないのです。
(もちろん、葉がでてくることも多々ありますが。)

とすると、一番へこんでいる所はそもそも育ちが悪いので、
そこを深く刈り込むと、そこが枯れてしまいます。

だから、一番へこんでいるところに葉が残るラインを下限にして切り始めるのです。
ですから、ケースによっては、昨年の深さまで刈り込まないこともあるわけです。

(あとがき)
先週末、マンションの1階のテラスで作業がありました。
場所柄、マンションでの仕事が結構あります。
ですから、お部屋のなかを通る仕事が多いのです。
うちの社員の人たちには、
「我々はマンションメンテの超一流になる」
「だから部屋を通るときは、土を一粒も落とさないつもりでやるように」
って言ってます。
そしたら、どうでしょう。
僕のかばんをビニール袋に入れて運んでいました。
そんなに僕のかばん汚い?
いや、その心がけを誉めたいと思います。

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剪定テクニック(6)ヒコバエの処理

剪定テクニック(6)ヒコバエの処理をご案内しますね。
ヒコバエは、木の根元や地中から勢いよく伸び出した小枝をいいます。
RIMG0043
このヤゴは基本的に取り除きます。
理由は、主幹の勢いを弱めるからです。
根から吸い上げるエネルギーは限られています。
それをどう配分するか。この視点はとても大事ですし、わかりやすいです。
そのエネルギーをヒコバエに配分してしまうと、主幹に回るエネルギーが少なくなってしまうということです。
ただし、ヒコバエを取り除いてはいけない樹木もあります。
たとえば、バラです。バラの根元から出ている枝は「シュート」といって大事に育てる枝です。
これは切ってはいけません。
詳しくは、またバラのお話の際にご案内します。

(あとがき)
今日は重大事件が起こりました。
今日は、ベランダのガーデニング作業でした。
先般ご紹介したフラットな樹脂製デッキを敷き、
その上に自動水やり装置付きのプランターを並べ、
オリーブ、ヤマモモ、シマトネリコ、リトルエンジェル、カルミア、斑入りヤブランを植栽しました。
結構かっこよくきまりました。
その際、皆さんにご紹介したいテクニックの写真も何枚かとりました。
そう、とても楽しく仕事していたんです。
ところが、そのデジカメをバケツのなかに落としてしまったのです。
悲しい。エンエン。
思い返されます。このデジカメを買ったとき、
「水濡れの保険に入っておきますか?」
「いや、まずそんなこと起きないから入りません!」
っていってたことを。

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剪定テクニック(5)重なり枝の対応

剪定テクニック(5)「重なり枝(交差枝)の対応」をご案内しますね。
写真はあまりに見事に重なっちゃってますね。
さて、どうしましょう?
RIMG0002
重なっている枝やぶつかっている枝は、当たり前ですが、どっちかがいらないのです。
もちろん、それぞれを短くする方法もありますが、基本的には「重なり枝はどっちかがいらない」と覚えておいたほうがいいでしょう。
それではどちらを切りましょうか?
それは状況に応じて違いますし、以下も例外はありますが、
・元の枝からずいぶん出っ張っている、越境しているような枝の方を切る
・下からまっすぐ上に向かっている枝(徒長枝)を切る
・下に向かっている枝を切る
・古い枝を切って新しい枝に更新する
・方向的に逆さに向かっている方を切る(逆さ枝)
などがあります。
たとえば、写真では、重なっている枝のうち、右側の枝は、方向的に斜め後ろに向かっています。だから、右から出ている枝を切ります。
ただ、深く考えていると時間がたってしょうがないので、
あまり迷わず「どっちかがいらない」って考えて気軽に剪定していくうちに、
段々見えてくると思います。

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剪定テクニック(4)「枝ぶりをみせる」

剪定テクニック4「枝ぶりをみせる」をご案内しますね。
上の写真が剪定前で、下の写真が剪定後です。樹木はキンモクセイです。
高さは10メートル、幅も4メートルくらいあります。
RIMG0005

rimg0009_2
植木の観賞の見方には色々ありますが、1つには「枝ぶりを楽しむ」という切り口があります。
ややもすると、葉っぱにばかり注目してしまいますが、枝ぶりをいかに上手に見せるか、これが植木職人の腕だとも言われています。
別の言い方をすれば、「植木の剪定は枝ぶりをいかに上手にみせるか」が腕の見せ所とも言えます。
ちなみに、このキンモクセイは昨年から手入れをさせていただいていますが、株立ちのキンモクセイで、内枝がなく、上れません。どうやっているかといるかというと、布がけといって、丸太を横に渡してそこに2連脚立をかけて作業します。今は、一生懸命内枝作りをしています。早く内側から上れるようにしたいところです。
(あとがき)
11月3日は品川水族館に行ってきました。
すごい賑わいでした。イルカショーは1時間前に行っても立ち見状態。実際の演技は10分でした(笑)。でも、よく訓練されていて感心しました。そのほかの魚達も結構楽しめます。カップルも多かったです。デートコースにもなっているみたいです。うちの奥さんもびっくりしてましたが、「そういえば昔遠くの水族館に行ったっけ」ってふってきました。
「そう、油壺だよね」って、答えられてよかった(笑)。

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剪定テクニック(3)天端の切り方

天端(てんば:最上部)の剪定方法をご案内しますね。
RIMG0032.jpg
大きくなりすぎたから、小さくしてほしいというご要望が結構あります。
ただ、庭木を結構つめるとなるとカッコ悪くなるリスクがあります。
天端(てんば:最上部)をばっさり切って、いかにも最上部をつめましたという木をよく見かけます。
カッコ悪くならないポイントは、中心の太く切った枝のまわりの枝は残すという点です。
遠くから見たときに太く切った切り口がそのまわりの枝で隠れます。
失敗事例で多いのは、このまわりの枝も切ってしまって太く切った最上部の切り口をみせてしまうケースです。
また、この切り口は斜めに切って、水勾配をつけて水がたまらないようにしましょう。もっといいのは、大きな切り口には癒合剤を塗ってあげておくと枯れこみや病原菌の侵入防止になります。
(あとがき)
今日の天気は微妙でしたね。
天気予報では午前中は雨でしたが、結局降りませんでしたね。
午後から仕事はやりました。
気象庁の降水予想には1時間ごとに動画で予想するものがあり、
結構あたるのですが、今日の午前中ははずれでした。
頼みまっせ、あてにしてるんだから。

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剪定テクニック(2)ミツで切る

今日は剪定テクニック(その2)をご案内しますね。
その1は「太い枝を抜く」でしたね。
今日は「ミツで切る」です。「三叉の中心を切る」という植木屋さん用語です。
上の写真の中心部分に三叉に分かれた枝があるのを確認できますか。
RIMG0009
その中心の枝を切ったのが下の写真です。
RIMG0010
「ミツで切る」というのは、植木剪定の基本です。
ただ、必ずしも、どの枝もきれいに三叉に分かれているわけではありません。
その場合は、それぞれまた剪定方法が違います。
その例は、今後またご案内していきます。
(あとがき)
土曜日も雨でした。
午前中の早い時間は雨が降っていなかったので、自分は見積もりに行ってきました。
先般、台風で倒れかけた10メートルの月桂樹を至急駆けつけて応急処置をさせていただいたマンションからのご依頼で、改めて全体を見積もりしてほしいとのご要望でした。
かなり広大で30人工はかかりそうな剪定作業です。
今回の台風で相当樹木が倒れかなりご要望をいただきました。
コニファーは要注意ですね。毎年きちっと手入れをして大きさを保たないと大変なことになります。
それから、枯れ樹木も根が腐って倒れやすくなっているので要注意です。

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刈り込み(その2)

こんにちは。グリーンケアの河越です。
今日は、刈り込みのテクニックの第二弾をご案内しますね。
RIMG0100.jpg
刈り込みをきれいに仕上げるには、1回刈り込んだあと、手ぼうきや竹熊手で上から叩きます。すると、ひっかかり枝や葉が落ちます。また、からまっていた枝がぴょんと飛び出ます。
それからもう1回刈り込むのがポイントです。
ちなみに、この手ぼうきは売ってません。竹ぼうきをばらして、手で作り直しています。小さいけれど、1本の竹ぼうきから2本しか取れません。こまごましたお庭の掃除には欠かせないものです。

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剪定テクニック(1)「太い枝を抜く」

こんにちは。グリーンケアの河越です。
さて、今日は、庭木の剪定テクニックの1つをご案内しますね。
RIMG0095.jpg
庭木によって、剪定の方法はさまざまです。でも、共通するテクニックというものがあります。その1つが「太い枝を抜く(切る)」です。経験の少ない方は、どうしても恐る恐るになってしまい、細い枝から剪定してしまいます。これは逆で、庭木を毎年同じ大きさに剪定しておくなら、元気が一番いい太い枝を最初に落とし(切り)ます。すると、同じ太さの枝が残り、きれいに仕上がります。

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刈り込み

こんにちは。グリーンケアの河越です。
今日は、すごい強風で、掃除が苦労しました。
さて、今日は、個人邸のお庭の手入れがありました。
今日は、刈り込みのテクニックの1つをご案内しますね。RIMG0092.jpg
今日の題材は、小さなサツキの刈り込みです。
ものの本によると、刈り込みを上から下にやっていくと書いてありますが、形を作っていくには、横から上に刈っていく方法もあります。この方が形を作りやすいと思います。
特に、このように、丸みを出すには横から上に刈っていきます。
ちなみに、今なぜサツキ?ですが、今日のお客様はサツキをグランドカバーとして考えており、花より緑重視だからです。通常は、サツキは花が終わったときに刈り込みます。

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